温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
春の栃尾又温泉を訪れた帰りに小出の「見晴らしの湯 こまみ」へ立ち寄ることにした。足かけ3日にわたりさんざん長湯をしておきながら、まだ風呂に入ろうというのか。なんだこいつ。 いやあー、2年前にこまみの目の前まで行ったことがあってね。当時はコロちゃん対策のため首都圏からの客お断り状態...
越後川口にある温泉といえば「えちご川口温泉」。そのまんまでわかりやすい。茶色い濁り湯の強塩泉で源泉風呂あり、露天風呂からの眺め良し、という情報を得て興味が湧いたので行ってみた。魚沼の栃尾又温泉に泊まったついでの決行。天気が悪いとせっかくの景色を楽しめないなあと心配していたが、ベス...
もう何回目だか、自分もすぐにはパッと出てこない栃尾又温泉へまた行ってきた。過去の訪問は秋ばっかりだったのが今回初めて春の季節に実行した。桜が咲いて、もう雪は降らないよねっていうくらいの頃(しかし結果的に雪国を甘く見ていた)。 相変わらず、湯治を気取ってのんびり骨休みするのに最適な...
2泊3日にわたる上越妙高~糸魚川への一人旅もいよいよ最終段階を迎えた。上越妙高駅まで戻ってきて、あとはレンタカーを返すだけ。ただし乗車したい新幹線までまだ2時間以上の余裕があった。よし、じゃあダメ押しの一発をかますか。 実は駅前に日帰りの天然温泉施設があることを把握していたのであ...
妙高山を燕温泉の方へ登っていく途中に関温泉がある。硫黄成分を感じさせる白く濁った燕温泉に対して、関温泉は鉄成分が前面に出た赤い濁り湯。こうまで特徴が違うと両方に入ってみたくなるのが人情というもの。 しかも関温泉は全旅館を科学的に調査したうえで「源泉100%かけ流し」を宣言したとの...
妙高山の中腹に位置する燕温泉。標高1100mというから、平野部が残暑の時期でも涼しいに違いないと見込んで上越遠征の2日目に泊まってみることにした。たしかに空気はひんやりとしていて涼しかった。ていうか、到着時は温泉街全体が雲に覆われて冷たい霧の中にあった。下界はまあまあ晴れだったの...
スキーで有名な妙高高原の赤倉には温泉もある。スキー旅行の宿泊先が温泉宿だった、あるいはスキー帰りに温泉で温まっていったことのある方も多いに違いない。このたび上越妙高方面への温泉めぐりを実行するにあたり、当然のように赤倉を候補に入れたのであった。 調べてみると「滝の湯」なる日帰りの...
妙高山・火打山とあわせて頸城三山を形成する新潟焼山。標高2400mの活火山だ。その登山ルートの起点に位置するのが笹倉温泉。と知った風に書いてはみたものの、登山しないし山にも詳しくない自分が笹倉温泉を知ったのは、ネットでいい温泉だという評判を見かけたからだ。 上越妙高~糸魚川遠征の...
広い新潟県の中で上越妙高~糸魚川にかけてのエリアはこれまでノーマークだったから行ってみることにした。まだまだ残暑厳しく、時には最盛期と同じくらい暑い日もあった頃の話。山の方に行けば涼しいんじゃないかとの思惑もあった。 そんな旅の1湯目は、山じゃなくてむしろ海だけど、糸魚川の日帰り...
貝掛温泉、私の好きな湯宿です。しかし近年はすっかり足が遠のいてしまった。ぶっちゃけた話、一人泊だともう手の届かない価格帯へ飛躍してしまったのである。人気のある宿だし、利益の出ない無理をして疲弊してほしくないし、まあしょうがない。いつか日帰りで利用するか、複数人で泊まるチャンスがあ...
新潟県南魚沼市の五十沢温泉「ゆもとかん」は、日本酒の銘柄としても知られる八海山と、長尾・上杉氏ゆかりの坂戸城があった坂戸山に挟まれた場所にある。南魚沼市周辺には結構いろいろな温泉があるのだが、時間の都合やアクセス手段の問題でスルーしてしまうことが多かった。今回それらの悩みはないか...
有馬温泉・草津温泉・松之山温泉を日本三大薬湯と呼ぶ。有馬と草津は行ったことがあるけど松之山は未体験だった。じゃあもう行くしかないね。と思って調べてみると熱いのが特徴になってるみたい。うーん、どうしよう…自分がぬる湯好きなのと季節的にまだ暑さを感じる頃だったから迷いが生じた。 そん...
先日の旅行から半月後に再び新潟県中越へ行くことになった。だったら一度にまとめた方が往復の新幹線代などを節約できたのだけど、休暇の取り方の都合で二回に分かれてしまった。じゃあどうせだから旅の性格を変えてみようじゃないか。 前回がなじみの宿に腰を落ち着けてプチ湯治する鉄道旅だとするな...
新潟旅行の帰りに越後湯沢で時間の余裕ができたので、駅から歩いて行ける範囲の温泉に立ち寄ることにした。そもそも駅構内に温泉施設があり、町の中には温泉銭湯・共同浴場がいくつかあるし、日帰り入浴を受け付けている旅館やホテルもたくさんある。 いろいろ目移りしがちな中で「これは」と思ったの...
暴君のような熱暑が主役の座を降りて秋の気配がようやく感じられるようになった頃、ちょっとした休みを取得できた。当然温泉旅行に使うとして、アクティブに動き回ってもいいんだけど、たまには連泊してダラダラ過ごすだけの「おこもり」ってやつをやってみたい。 最適な心当たりがあった。過去4回訪...
海沿いの温泉は全国各地にあり、新潟県村上市の瀬波温泉もそのひとつだ。12月の「越後村上鮭塩引街道」を見学しに行った1泊2日のグループ旅行で泊まったのが瀬波温泉の瀬波ビューホテルだった。 ぶっちゃけると、予算に見合うからってだけで決めたようなものだが、それでオーシャンビュー...
12月。以前からの要望に応えて「越後村上鮭塩引き街道」を見に行くことになった。三面川の鮭漁が盛んな新潟県村上市では、12月になると各家の軒下に塩引き鮭がずらりと吊るされ、冬の風物詩になっているという。 新巻鮭との違いもよくわかっていなかったが、とにかく塩引き鮭がたくさん並...
新潟県魚沼市(旧湯之谷村)にある湯之谷温泉郷の中でも最大規模を誇るのが大湯温泉。近くの栃尾又温泉を訪れるとたいがい、ぶらぶらと大湯温泉まで散歩するのが常だが、温泉街を歩き回るだけで一度も入浴したことがなかった。 あちこちの温泉を体験してみたいとか言っておいて、そりゃあいけ...
自分は定宿を持たない派である。宿に限らず温泉地まで概念を広げてもいい。少なくとも今は、お気に入りの決まった場所をぐるぐるローテーションするよりは、あちこち体験してみたいと思っている。 ただし例外的にごく少数の、なぜか何度も訪れてしまう温泉地や旅館が存在する。その一つが栃尾...
上越新幹線の中では地味な駅の一つと思われる浦佐。隣の越後湯沢や長岡に比べるとどうしても、駅名を聞いてピンとくる顕著な特徴が浮かばない(すいません)。 だが温泉に関しては、はっきりした特徴を持つものがあった。そのお湯を提供する浦佐温泉「てじまや」の存在を知り、旅の途中で立ち...