長野県と境を接する新潟県津南町。ここにぜひとも紹介したい観光スポットがある。期間限定ですけどね。夏のグループ旅行で立ち寄った「ひまわり広場」がそれだ。
ひとことで言えば、ひまわりがたくさん咲いている、ということに尽きるのだが、圧倒的な量が観光コンテンツとしての質に転化され、ひまわり広場をすぐれた見どころとして成立させている。
本記事公開時点ではシーズンが終わっちゃってるんで、次の夏向けにおすすめしたい。
(注)トライポフォビア(無数の小さい穴がブツブツ密集しているのを見るとゾワッとする)の方は閲覧注意かもしれません。
実際の我々は、前泊地の野沢温泉を出発してから国道117号をずっと東進して津南町に入った。
さて問題はひまわり広場の具体的な場所だ。グーグルマップで検索しても出てこない、もしくはよくわからない。津南観光協会公式サイトのひまわり広場のページによれば、「『津南町ひまわり広場』だと観光協会の場所が出てしまう」「町が付かない『津南ひまわり広場』で検索すべし」とのことだ。
いまグーグルマップで検索してみたら『津南ひまわり広場』で候補が3つ出てくるぞ。津南町大字芦ヶ崎のやつが正解みたいだ。またカーナビ向けにはマップコード「253 243 736」を指定すればよい。
いずれにせよ、現地には「ひまわり広場→」のような黄色い看板があちこちに立ってるから、見落とさないように看板に従っていけば迷うことはないと思う。
と、文章で書くと涼し気なイメージだが実際は暑い。駐車場(300円)に車を止めて外へ出ると…暑い! 日差しが痛い!…記録的猛暑のただ中とはいえ、こりゃまいった。
おや? 駐車場と畑の境にかかしがずらっと並んで立ってるぞ。小学生によるかかしコンテスト出品作のようだった。ほうほう、よくできてるのう。モチーフが現代っぽいな。
ひまわり畑は3つの区画からなり、行った当日は手前の区画がまだ咲いてなくて、奥の区画まで進んでくださいとのことだった。2018年の開催期間は7月27日から8月19日。期間を通じて花が一斉に咲き誇る景観を保つためには、区画を分けて開花の時期をずらして対応する必要があるのだろう。
ひまわり畑の中に迷路が作られていた。平均クリア時間は10~20分と書いてあったと思う。ガチで迷いそうだし、不用意にチャレンジして下手に右往左往してると熱中症で倒れそうだからやめておいた。
そして突如ぽっかり現れた地面。なにこれ。ひまわり広場では実際の結婚式を催すイベントもやっているから、そのための場所かな。人前式ならぬひまわり前式ってやつか。
スタッフの演出か、客が茶目っ気でやったのか、笑顔のひまわり。面白い。
ただし、よい子のみんなは真似してひまわりをいじったりしないように。1体だけなら微笑ましくても皆が真似しだすと興を削ぐからな。
そしてクライマックス。一番奥の見学台が最も高さがあり、このような見え方となる。うおおおおおお。酔ううううううう。
説明によれば50万本のひまわりだとか。それが開催中の延べ本数だとしてもかなりの数字だ。人が一生のうちに食べることのできる「うまい棒」が何本かを想像してみれば、50万という数字の果てしなさがわかろうというもの。
いやーいいものを見た。よっしゃよっしゃ。しかしそろそろ涼んでおかないとやばい。駐車場の隣にある露店でソフトクリームを購入したら、買った直後からもう溶け始めている。酷暑すぎぃ。
そうして日陰の下の休憩スペースでようやく一息ついた。ちなみに期間限定の会場でトイレはどうするんだろうと思っていたら、しっかり仮設トイレが用意されていた。安心ですな。
毎年の来場客は約7万人。結構来るね。自分が知らなかっだだけで実はすでに有名なのか。だがこれほどのイベントに落ちるお金が駐車場料金の300円のみ。7万人イコール7万台ってわけじゃないからなあ。
あとは露店の売上とひまわりの種を売るなどして、他にあるとすれば地元企業の協賛金や自治体からの補助金か。黒字化できているとよいが。
夏にピッタリのすぐれた絶景スポットなので毎年続けていってもらいたいものである。
【この旅行に関する他の記事】
ひとことで言えば、ひまわりがたくさん咲いている、ということに尽きるのだが、圧倒的な量が観光コンテンツとしての質に転化され、ひまわり広場をすぐれた見どころとして成立させている。
本記事公開時点ではシーズンが終わっちゃってるんで、次の夏向けにおすすめしたい。
(注)トライポフォビア(無数の小さい穴がブツブツ密集しているのを見るとゾワッとする)の方は閲覧注意かもしれません。
津南ひまわり広場へのアクセス
車で東京方面から津南町へは関越道・湯沢ICまたは塩沢石打IC→国道353号→国道117号を経由する。帰りにこの逆コースを通ったけど、353号に峠越えっぽい箇所はあるものの運転が大変ってことはない。おじさんのようなペーパードライバーあがりでも大丈夫だった、夏ならね。冬は知らん。実際の我々は、前泊地の野沢温泉を出発してから国道117号をずっと東進して津南町に入った。
さて問題はひまわり広場の具体的な場所だ。グーグルマップで検索しても出てこない、もしくはよくわからない。津南観光協会公式サイトのひまわり広場のページによれば、「『津南町ひまわり広場』だと観光協会の場所が出てしまう」「町が付かない『津南ひまわり広場』で検索すべし」とのことだ。
いまグーグルマップで検索してみたら『津南ひまわり広場』で候補が3つ出てくるぞ。津南町大字芦ヶ崎のやつが正解みたいだ。またカーナビ向けにはマップコード「253 243 736」を指定すればよい。
いずれにせよ、現地には「ひまわり広場→」のような黄色い看板があちこちに立ってるから、見落とさないように看板に従っていけば迷うことはないと思う。
高台のひまわり天国
まずは“かかし”とご対面
広場付近の一帯は高台になっており、高原のような雰囲気で畜産が盛んであるように見える。つなんポークというブランド豚があるようだね。と、文章で書くと涼し気なイメージだが実際は暑い。駐車場(300円)に車を止めて外へ出ると…暑い! 日差しが痛い!…記録的猛暑のただ中とはいえ、こりゃまいった。
おや? 駐車場と畑の境にかかしがずらっと並んで立ってるぞ。小学生によるかかしコンテスト出品作のようだった。ほうほう、よくできてるのう。モチーフが現代っぽいな。
ひまわり畑は3つの区画からなり、行った当日は手前の区画がまだ咲いてなくて、奥の区画まで進んでくださいとのことだった。2018年の開催期間は7月27日から8月19日。期間を通じて花が一斉に咲き誇る景観を保つためには、区画を分けて開花の時期をずらして対応する必要があるのだろう。
ガチで遭難しそうなひまわり迷路
さあ着きました。いよいよひまわりとご対面。人の身長くらいある。ひまわり畑の中に迷路が作られていた。平均クリア時間は10~20分と書いてあったと思う。ガチで迷いそうだし、不用意にチャレンジして下手に右往左往してると熱中症で倒れそうだからやめておいた。
そして突如ぽっかり現れた地面。なにこれ。ひまわり広場では実際の結婚式を催すイベントもやっているから、そのための場所かな。人前式ならぬひまわり前式ってやつか。
スタッフの演出か、客が茶目っ気でやったのか、笑顔のひまわり。面白い。
ただし、よい子のみんなは真似してひまわりをいじったりしないように。1体だけなら微笑ましくても皆が真似しだすと興を削ぐからな。
視界いっぱいにひまわりの海
順路の奥に見学台がふたつあって若干高い位置から全体を俯瞰できる。花が全部こちらを向いている。うわーすごい。数の多さに圧倒されて目が眩みそうになってきた。そしてクライマックス。一番奥の見学台が最も高さがあり、このような見え方となる。うおおおおおお。酔ううううううう。
説明によれば50万本のひまわりだとか。それが開催中の延べ本数だとしてもかなりの数字だ。人が一生のうちに食べることのできる「うまい棒」が何本かを想像してみれば、50万という数字の果てしなさがわかろうというもの。
絶好のインスタ映えスポット
これほどの絶景はもうインスタ映え間違いなし。見学台には一緒に撮ってください的なハッシュタグ付きの立て看板が置かれていた。いやーいいものを見た。よっしゃよっしゃ。しかしそろそろ涼んでおかないとやばい。駐車場の隣にある露店でソフトクリームを購入したら、買った直後からもう溶け始めている。酷暑すぎぃ。
そうして日陰の下の休憩スペースでようやく一息ついた。ちなみに期間限定の会場でトイレはどうするんだろうと思っていたら、しっかり仮設トイレが用意されていた。安心ですな。
すでに長い歴史を誇るひまわり広場
このひまわり広場、発端は1990年だそうだ。歴史が長いね。もっと最近始まったのかと思ってた。それから現在までに面積で8倍、50万本を数える規模にまでなったのである。ひまわり並みの成長だ。そしてついにはひまわりが津南の町の花に認定されたというから、ひまわりの影響力すげえ。毎年の来場客は約7万人。結構来るね。自分が知らなかっだだけで実はすでに有名なのか。だがこれほどのイベントに落ちるお金が駐車場料金の300円のみ。7万人イコール7万台ってわけじゃないからなあ。
あとは露店の売上とひまわりの種を売るなどして、他にあるとすれば地元企業の協賛金や自治体からの補助金か。黒字化できているとよいが。
夏にピッタリのすぐれた絶景スポットなので毎年続けていってもらいたいものである。
【この旅行に関する他の記事】