真冬の北海道をグループで旅行した。2泊3日の真ん中は函館から札幌までの移動であった。団体パックツアーを利用したのだが、そのおかげで可能になった行程ともいえる。あの雪の中で自分がレンタカーを運転するなどとても考えられない。かといって鉄道であちこち立ち寄るのは無理だし。
北海道へ行ったことはこれまでにも何度かあるが、函館~札幌間はほとんどノーマークだったから、いろいろと新鮮だった。そして夏ならまだしも、この季節にしてはそれなりに観光客で賑わっていたのが意外だった。
40分ほど北上を続けて「北海道昆布館」というところに着いた。北海道新幹線の新函館北斗駅から、北海道スケールでみたらわりと近いところにあるため、相応の集客を見込める施設と思われる。でもこの日は厳しそう。雪だらけの駐車場にいるのは我々のバスくらい。
北海道へ行ったことはこれまでにも何度かあるが、函館~札幌間はほとんどノーマークだったから、いろいろと新鮮だった。そして夏ならまだしも、この季節にしてはそれなりに観光客で賑わっていたのが意外だった。
昆布のことならおまかせ、北海道昆布館
北海道新幹線の駅から近い昆布館
旅の2日目の朝。前泊した湯の川温泉・湯元啄木亭からツアーバスに乗り込んで出発。函館の街は今日も雪、あたり一面真っ白だ。さすがの地元のバスもゆっくりめに走る。40分ほど北上を続けて「北海道昆布館」というところに着いた。北海道新幹線の新函館北斗駅から、北海道スケールでみたらわりと近いところにあるため、相応の集客を見込める施設と思われる。でもこの日は厳しそう。雪だらけの駐車場にいるのは我々のバスくらい。
昆布に関する資料展示
昆布館とはいかなるところか。今回はパックツアーのお膳立てにすっかり甘えており、予習をサボって臨んでいたため、まったく何の予備知識もない。中へどうぞ、と送り出されて入ってみると、昆布に関する博物館だった。自然科学的な切り口、産業・文化・歴史的な切り口、食材的な切り口で、まあ一通りの資料や展示があった。中はそんなに広くないから見るのに時間はかからない。
当然ながらご当地「がごめ昆布」推しの傾向が見られる。本州での知名度だとどうしても利尻昆布・日高昆布・羅臼昆布になっちゃうからね。頑張って宣伝しとかないとね。
昆布だらけのお土産コーナー
最後はお土産コーナーになっており、ツアー会社も客も主な目的はこっちだったりする。お土産コーナーにしては十分な広さの中に、昆布茶・とろろ昆布・昆布飴・酢昆布などなど、昆布関連のお土産品ばかりがどっさり並んでいる。みなさんたくさん買い込んでいる模様。やがてバス1,2台分のアジア系外国人観光客がどわーっと押し寄せて賑やかさと熱気が倍増した。みんな興味深そうにいろんな商品を見ている。ここはひとつ、財力の限り爆買いしてやってくれたまえ。
大沼公園で雪遊び
完全なる凍結湖
昆布館を出たツアー御一行は次に大沼公園を目指す。バスは大沼と対をなす小沼に沿う道を走るが、小沼の水面は完全に凍ってその上に雪が積もっており、もはや白い平面であって湖には見えなかった。まもなく大沼公園に到着。ここで小一時間のお遊びタイムを与えてくれるとのこと。といっても何をすればいいのやら。アナウンスによれば主にワカサギ釣り・スノーモービル・氷上そりがあるらしい。我々は最も気楽なそりを選んだ。
360度真っ白な世界
スノーモービルに牽引されたそりに乗り込んで出発。凍った大沼の上を20分で回ってくる。上下にも左右にも思っていたほどは揺れなくてスムーズに進んでいく。小沼のときと同じく、どこまでも白い平面の印象。ところどころ、ちょっと盛り上がっていたり、木が生えていたりする場所は湖の中の小島なんだろう。
北緯42度地点でいったん小休止。北緯42度はボストン・バルセロナ・ローマ・敦煌とほぼ同じ位置だとの説明板が立っていた。ここで乗客はいったんそりを降りる。ドライバー兼ガイドのおじさんに、あっちが駒ケ岳ですと説明されるも、真っ白で何も見えず。
足元の氷の厚さはどうだっけ、40センチって言ってたっけな。上を歩いても全然びくともしなかった。そりが行けるんだから当たり前だが。そして再びそりに乗ってスタート地点へ戻って終了。
ワカサギ釣り場を偵察する
余った時間でワカサギ釣りの受付まで偵察しに行った(やるつもりはない)。釣りをしない人でもワカサギの天ぷらを食べさせてくれるようだった。500円なり。うまそうだが量が多いぞ。もうすぐ昼食だし、我々の胃袋だと処理能力をオーバーしそうなのでやめておいた。ここは他に、氷のすべり台があって小さい子が元気いっぱいに遊んでいた。すべり台の下から微笑ましく見つめるママさん達。すべってみたいからって、大きいお友達が混ざるのはちょっとはばかられる雰囲気だ。
それからプチ雪まつりというべき小さな雪像がいくつか作られていた。
ちゃっぷ林館でのカニランチ
またの名を「駒ヶ峯温泉」
大沼公園で遊んだ後はまたバスで少し北上し、「ちゃっぷ林館」という施設へやって来た。チャップリンに引っかけてるのかな。何の関係があるのか知らぬが。ここは駒ヶ峯温泉を名乗る日帰り温泉施設でもある。泉質は弱アルカリ性単純温泉で、露天風呂が源泉100%のかけ流しになっているらしい。入浴してみたいと興味が湧くも、今回はいつもの旅とは違う。勝手に行動するわけにいかない。
ツアーの目的は三種のカニ食べ比べと題する昼食であった。広めの会場に通され席に着くと、テーブルにはすでに昼食が用意されていた。
カニの食べ比べは初めてだ
目の前にある中央の皿に毛ガニ、左の蒸してあるっぽいのがタラバガニ。残り一種はといえば、下の写真には写ってない汁物のお椀にぶち込まれたズワイガニ。ご飯は最後に回してひたすらカニと格闘した。当初はお題を「カニ食べ放題」と見間違えていて、間違いに気づいたときは「なんだこれだけか」と思ったんだけど、食べてみると十分な量だった。これ以上あっても持て余してしまっただろう。
あーうまかった。カニ自体が久しぶりだったし、カニみそなんか超久しぶりだし、三種食べ比べなんて初めてだし、贅沢してしまったぜ。
洞爺湖絶景スポットのサイロ展望台
たしかにサイロがある展望台
ちゃっぷ林館を出発。バスは道央自動車道に入って森・八雲・長万部と海沿いに進んでいく。お腹がふくれたせいもあって車内でがっつり昼寝をしてしまい、気がつけば豊浦噴火湾PAの手前。「あの山の上に洞爺湖サミットで使われた会場があります」的な説明があった気がする。まもなく虻田洞爺湖ICで降りて一般道に入り、洞爺湖の裏側(?)へ回り込むルートをしばらく進んで、サイロ展望台というところに着いた。
表から入って中のお土産コーナーを通り抜け、裏口から外に出る。振り返るとこんな感じ。左手のがサイロってことでしょうか。
洞爺湖と有珠山の絶景
正面はまさに文字通りの洞爺湖展望台。写真だと迫力を感じられないが実際は絶景かつ絶好の撮影スポットだ。個人客から団体さんまで、たくさんの人が集まってきていた。中央の雲に隠れかかっている大きい山が有珠山。2つにわかれて見える小島が湖の上にちょっとだけ出ている。その小島の左にある盛り上がりは対岸ではなく中島という島。位置的には湖のちょうど真ん中らへんになる。そう考えると結構でかい湖だ。
サイロ展望台は外も中のお土産コーナーもなかなかの賑わいであった。やはりアジア系外国人の姿が目立つ。ここはひとつ、財力の限り爆買いしてやってくれたまえ。
さて、ツアー御一行はそれから中山峠を越えて札幌へ出て、雪まつりのライトアップを見学するのだが、それはまた別記事で。
【この旅行に関する他の記事】